Windows 8.1 新しいプールと記憶域の作成
一ヶ月ほど放置していたWindows 8.1 PCですが、SSDへの換装も無事済んだので、本格的にファイルサーバーを構築していきます。
≫記事『HDD→SSDクローン(EaseUS Todo Backup Free)』
CentOS利用時はOSインストール時にRAID 1の設定を行いましたが、FreeNAS利用時はOSインストール後にWeb上でRAID 1の設定を行いました。Windowsも感覚としてはFreeNASと同じですね。
Windowsの場合は「コントロールパネル」を開いて「記憶域」をクリックします。表示方法がカテゴリになっている場合は「システムとセキュリティ」に記憶域の項目があります。
「新しいプールと記憶域の作成」をクリックして、記憶域を作成するためのドライブを選択します。
WindowsではRAID 1に相当するのが「双方向ミラー」になります。しかしここで記憶域の双方向ミラーを作成するには、HDDが2台ないとダメでした。
※HDDが2台ないと先に進めないので、S.M.A.R.T.エラーが出ているHDDを利用して仮作成 (^^;)
○名前とドライブ文字
「名前」は分かりやすい名前を入力(PC上に表示される名前ではない)
「ドライブ文字」は他のストレージで使用されていないドライブレターを設定
「ファイルシステム」は「NTFS」を選択
○回復性
「回復性の種類」は「双方向ミラー」を選択
※今回のRAID 1設定となるポイント
○サイズ
「プールの全容量」は変更不可
「プールの使用可能な容量」は変更不可
「サイズ(最大)」はデフォルトの「最大値」のままでOK
「名前」は分かりやすい名前を入力(PC上に表示される名前ではない)
「ドライブ文字」は他のストレージで使用されていないドライブレターを設定
「ファイルシステム」は「NTFS」を選択
○回復性
「回復性の種類」は「双方向ミラー」を選択
※今回のRAID 1設定となるポイント
○サイズ
「プールの全容量」は変更不可
「プールの使用可能な容量」は変更不可
「サイズ(最大)」はデフォルトの「最大値」のままでOK
プールの全容量はHDD2台分の合計容量ですが、RAID 1なので実際のサイズはHDD1台分となります。ちなみにHDDが3台以上ある場合はRAID 5も設定可能ですが、諸々の事情によりRAID 5は無理ですねー…。
設定が済んだら「記憶域の作成」ボタンをクリックします。
これでWindowsをファイルサーバーとして使用する準備は整いました。あとは新しいHDDに換装しないと…。